歴史・8月23日
第一次世界大戦:日本がドイツに宣戦布告
1914年8月23日、日本はドイツ帝国に対し宣戦布告を行い、第一次世界大戦に参戦しました。これは日英同盟に基づく措置であり、日本は東アジアおよび太平洋地域におけるドイツの権益奪取を目指して行動を開始しました。この参戦により、第一次世界大戦はヨーロッパ中心の戦いからアジア・太平洋地域へと拡大することになりました。
宣戦布告の背景
1914年7月にヨーロッパで第一次世界大戦が勃発すると、イギリスは同盟関係にあった日本に対して参戦を要請しました。日本政府(大隈重信内閣)は、日英同盟を理由にドイツに対する最後通牒を発令し、ドイツ軍の中国・青島からの撤退などを要求しました。しかし、期限内にドイツからの回答がなかったため、8月23日に宣戦布告を布告しました。
その後の影響
宣戦布告後、日本軍はイギリス軍と共に中国のドイツ租借地である青島を攻撃し(青島の戦い)、これを占領しました。また、南洋群島(マリアナ諸島、カロリン諸島、マーシャル諸島など)のドイツ領も占領しました。これらの権益獲得は、その後の対華21カ条要求へとつながり、日本の中国における勢力拡大の契機となりました。
ポイント
- 1914年8月23日に日本がドイツへ宣戦布告した。
- 日英同盟が参戦の大きな要因となった。
- 中国の青島や太平洋のドイツ領植民地が主な作戦地域となった。