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歴史・8月22日

ロシアの国旗が正式に採択される(1991年)

1991年8月22日、ソビエト連邦の崩壊の最中、ロシア最高会議によって白・青・赤の三色旗が同国の国旗として正式に採択されました。この旗はかつてのロシア帝国時代の国旗であり、ソ連のクーデター失敗を経て再び国家の象徴として復活を果たしました。

国旗採択の歴史的背景

1991年8月、ソビエト連邦で保守派によるクーデター未遂事件(8月クーデター)が発生しました。市民やボリス・エリツィンロシア共和国大統領らの抵抗によってクーデターは3日間で失敗に終わり、ソ連共産党の権力が失墜するとともに、ロシア共和国の主権と独立の動きが急速に高まりました。同年8月22日、ロシア最高会議は、従来のソビエト連邦型の旗に代わり、白・青・赤の横縞からなる「白青赤旗」をロシアの国家の旗として再び制定することを決議しました。

白・青・赤の三色旗の由来と影響

白・青・赤の三色は「パン・スラヴ色」とも呼ばれ、17世紀のロシアのツァーリ(皇帝)であるピョートル大帝が軍艦に掲げた旗に由来するとされています。ロシア帝国時代に広く使用されたものの、ソビエト連邦の成立に伴って廃止されていました。1991年の採択以降、この旗は同年12月のソビエト連邦崩壊に伴って誕生した新しいロシア連邦の国旗として継承され、現在のロシアにおいても国家の象徴として掲げられています。

ポイント

  • 1991年8月22日にロシアの国旗として正式に採択された。
  • 旗のデザインは白、青、赤の水平三色旗である。
  • ピョートル大帝時代の軍艦旗に由来している。