歴史・8月22日
第一次世界大戦:日本がドイツに対し宣戦布告(1914年)
1914年(大正3年)8月22日、日本は第一次世界大戦においてドイツ帝国に対し宣戦布告を行いました。日英同盟を背景に連合国側として参戦したこの出来事は、日本の国際的な立場やアジアにおける勢力図に大きな影響を与えました。本記事では、この宣戦布告に至る経緯とその後の影響について解説します。
宣戦布告の背景
1914年7月末にヨーロッパで第一次世界大戦が勃発すると、イギリスは同盟関係にある日本に対して参戦を要請しました。日本政府は当初、中立の維持を模索しましたが、英同盟の義務や、中国におけるドイツの拠点である青島(チンタオ)周辺の権益獲得などの思惑から、イギリスの要請に応じる形で対独参戦を決定しました。同年8月15日にドイツに対して最後通牒を行い、回答期限を経過した8月22日に正式に宣戦布告がなされました。
その後の影響
宣戦布告後、日本軍はイギリス軍とともに中国の青島にあるドイツ軍要塞を攻撃し、これを占領しました(青島の戦い)。また、太平洋上のドイツ領であったマリアナ諸島、カロリン諸島、マーシャル諸島なども占領しました。第一次世界大戦への参戦により、日本は戦勝国の一員となり、戦後のパリ講和会議では常任理事国に名を連ねるなど、国際的な発言力を大きく高めることになりました。
ポイント
- 1914年(大正3年)8月22日に日本がドイツへ宣戦布告した。
- 参戦の主な背景には日英同盟の存在があった。
- 日本軍はイギリス軍と共同で中国の青島を攻略した。