歴史・8月16日
ジョージ・アームストロング・カスターがブラックヒルズの金発見を公式に発表(1874年)
1874年8月16日、アメリカ軍のジョージ・アームストロング・カスター中佐が、ダコタ準州のブラックヒルズで金を発見したことを公式に発表しました。この発表は、当時不可侵条約によって先住民族の土地とされていたブラックヒルズへのゴールドラッシュを引き起こし、歴史的な衝突の端緒となりました。
ブラックヒルズ探検と金の発見
1874年、アメリカ陸軍のジョージ・アームストロング・カスター中佐率いる軍事探検隊が、ラコタ・スー族の不可侵領域であったブラックヒルズ(サウスダコタ州およびワイオミング州にまたがる地域)へ派遣されました。この探検の目的の一つは、地域の地形調査とともに、金が埋蔵されているという噂の真偽を確かめることでした。カスターらは同地で実際に金を発見し、8月16日にその成果を公式に発表しました。
その後の影響と歴史的背景
カスターによる金の発見公式発表は、アメリカ国内で大きな反響を呼び、多くの白人入植者や鉱山労働者がブラックヒルズへと押し寄せるゴールドラッシュを引き起こしました。しかし、この地域は1868年のララミー砦条約によってラコタ・スー族の土地として明文で保証されていたものであり、白人の侵入は条約違反でした。合衆国政府は最終的に先住民族側から土地を買い取るか強制的に移住させようとしたため緊張が高まり、これが後のブラックヒルズ戦争(大スー族戦争)へと繋がっていきました。
ポイント
- 1874年8月16日にジョージ・アームストロング・カスターがブラックヒルズでの金発見を公式発表した。
- この発見によりブラックヒルズへのゴールドラッシュが発生した。
- ブラックヒルズは当時、ララミー砦条約によって先住民族の領域とされていた場所だった。