歴史・8月14日
サダム・フセインがイラクの大統領に就任
1979年8月14日、サダム・フセインがイラクの大統領に正式に就任しました。バアス党政権の実力者であった彼は、前任者の辞任に伴い最高権力を掌握し、以降イラクにおける独裁体制を強固にしていくことになります。この就任は、中東地域のその後の政治情勢に大きな影響を与える転換点となりました。
大統領就任の経緯
1979年7月、当時のイラク大統領だったアフマド・ハサン・アル=バクルが辞任を表明しました。これを受け、副大統領であったサダム・フセインが同年8月14日に大統領に就任し、同時に革命指導評議会議長、バアス党指導部書記長などの要職を継承しました。これにより、イラクの国家元首および最高権力者の地位に就くこととなりました。
その後の影響と歴史的背景
大統領に就任したサダム・フセインは、党内や国内の反対派を徹底的に排除し、自身の権力基盤を固めました。翌1980年にはイラン・イラク戦争を引き起こし、さらに1990年のクウェート侵攻へとつながる強硬な対外政策を展開しました。これらの動向は、長期にわたる中東の紛争や国際社会との対立を招く要因となりました。
ポイント
- サダム・フセインがイラクの大統領に就任したのは1979年8月14日である。
- 前任のアフマド・ハサン・アル=バクルの辞任に伴い権力を継承した。
- 大統領就任と同時にバアス党の指導権や革命指導評議会議長も掌握した。