国際・8月14日
トルコ軍がキプロス北部に侵攻
8月14日は、1974年にトルコ軍がキプロス北部に侵攻した日です。この軍事介入によりキプロス島は事実上の分断状態となり、その後の国際情勢に大きな影響を与えました。地政学的な緊張と歴史的背景を持つ重大な出来事です。
事件の経緯
1974年7月にキプロスでギリシャ軍事政権の支援を受けたクーデターが発生し、ギリシャとの合併(エノシス)が目指されました。これに対し、キプロスの多数派であるギリシャ系住民と少数派であるトルコ系住民の保護を名目として、同年7月20日にトルコ軍が最初の侵攻を行いました。その後、停戦交渉が決裂したことを受けて、8月14日にトルコ軍は再び大規模な軍事侵攻を行い、キプロス島の北部一帯を制圧しました。
背景と影響
キプロスは1960年にイギリスから独立しましたが、ギリシャ系住民とトルコ系住民の間で民族対立が続いていました。1974年のトルコ軍侵攻の結果、島は北部のトルコ系住民居住地域と南部のギリシャ系住民居住地域に分断されました。1983年には北部側が「北キプロス・トルコ共和国」の建国を一方的に宣言しましたが、国際的にはトルコ以外から国家として承認されていません。
ポイント
- 1974年8月14日はトルコ軍によるキプロス北部への第二次侵攻が行われた日である。
- この軍事介入により、キプロス島は南北に分断されることとなった。
- 北キプロス側の建国宣言は、国際社会の大部分から承認されていない。