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歴史・8月12日

クウェート侵攻に関連してイラクが全占領地からの撤退を拒否した日

8月12日は、湾岸危機最中の1990年にイラクがクウェート全土の併合を宣言し、内外からの撤退要求を拒否した日です。この強硬姿勢は国際社会の強い反発を招き、のちの多国籍軍による軍事介入(湾岸戦争)へと繋がる重要な転換点となりました。

クウェート侵攻と併合宣言

1990年8月2日、イラク軍は隣国クウェートへ電撃的に侵攻し、これを制圧しました。サダム・フセイン政権下のイラクは同年8月8日にクウェートの併合を一方的に宣言し、クウェートをイラクの新たな「19番目の県」であると主張しました。国際社会はこの侵略行為を即座に非難し、国連安全保障理事会を通じて即時かつ無条件の撤退を求めて経済制裁などを発動しました。

撤退拒否とその影響

イラクは国際社会からの度重なる撤退要求や国連決議を拒絶し続けました。8月12日においても、イラク側は全占領地からの撤退を否定し、地域情勢の緊張は一段と高まりました。この強硬姿勢により外交的解決への道が閉ざされた結果、アメリカを中心とする多国籍軍の展開が正当化され、翌1991年1月の「砂漠の嵐作戦(湾岸戦争)」による武力行使へと発展していくことになりました。

ポイント

  • 1990年8月2日にイラク軍がクウェートに侵攻した。
  • イラクはクウェートの併合を一方的に宣言した。
  • 国際社会の撤退要求を拒否したことで湾岸危機の緊張が決定的なものとなった。