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歴史・8月11日

ローマ帝国皇帝ディオクレティアヌスが即位した日

ローマ帝国皇帝ディオクレティアヌスが即位した日は、紀元284年8月11日です。彼の即位は、3世紀の危機と呼ばれる激しい政治的・経済的混乱にあったローマ帝国において、一つの大きな転換点となりました。その後の専制君主制(ドミナトゥス)の確立や帝国の再編へとつながる重要な歴史的出来事です。

ディオクレティアヌス帝の即位の経緯

284年8月11日、軍人であったディオクレティアヌス(ガイウス・アウレリウス・ウァレリウス・ディオクレティアヌス)が、東方軍によって皇帝に推戴され即位しました。当時のローマ帝国は、度重なる皇帝の暗殺や外敵の侵入、経済破綻などにより「3世紀の危機」と呼ばれる深刻な体制不安に陥っていました。彼はこの混乱を収拾するため、強権的な統治体制を築いていくことになります。

その後の影響と改革

即位後、ディオクレティアヌスは帝国の広大な領土を一人で統治することが困難であるとし、同僚皇帝を置く統治体制(のちの四帝統治:テトラルキア)の基礎を作りました。また、従来の元首政(プリンキパツス)から、皇帝が絶対的な権力を持つ専制君主制(ドミナトゥス)へと移行させました。これらの行政・軍事改革により、ローマ帝国は一時的な安定を取り戻し、崩壊の危機を脱することに成功しました。

ポイント

  • ディオクレティアヌスが即位したのは紀元284年8月11日である。
  • 彼の即位は「3世紀の危機」と呼ばれるローマ帝国的混乱期に起きた。
  • のちに帝国の統治機構を大きく変える専制君主制(ドミナトゥス)や四帝統治の礎となった。