歴史・8月5日
オーストリア・ハンガリー帝国がロシアに宣戦布告
1914年8月5日、第一次世界大戦の最中、オーストリア・ハンガリー帝国がロシア帝国に対して宣戦布告を行いました。前日にドイツがロシアに宣戦布告したことに続くものであり、ヨーロッパ全体を巻き込む大戦へと発展する重要な契機となりました。
宣戦布告の背景
第一次世界大戦の引き金となったのは、同年6月に起きたサラエボ事件でした。オーストリア・ハンガリー帝国皇位継承者夫妻がセルビア人の青年によって暗殺されたことを受け、オーストリアはセルビアに宣戦布告しました。これに対し、スラヴ系民族の保護を掲げるロシア帝国がセルビア支援のために総動員令を発令したため、オーストリアの同盟国であるドイツがロシアに宣戦布告し、さらにオーストリア自身もロシアとの交戦状態に入るため宣戦布告を行いました。
その後の影響
この宣戦布告により、オーストリア・ハンガリー帝国とロシア帝国は直接的な交戦国となりました。同盟国側と協商国側の対立は欧州全域にとどまらず、世界規模の総力戦へと拡大していきました。第一次世界大戦は長期化し、帝国の解体やその後の国際秩序の大きな変動をもたらすことになりました。
ポイント
- 発生年月日:1914年8月5日
- 当事国:オーストリア・ハンガリー帝国、ロシア帝国
- 関連する国際的動向:第一次世界大戦の本格的な拡大