記念日・8月3日
学制発布記念日
8月3日の「学制発布記念日」は、1872年(明治5年)に日本で近代学校制度の基礎となる「学制」が公布されたことを記念する日です。この法令により、身分に関わらずすべての国民が教育を受ける機会を得る近代的な教育制度がスタートしました。日本の教育史における極めて重要な転換点となっています。
学制発布の歴史的背景と内容
1872年8月3日(旧暦明治5年7月2日)、明治政府は太政官布告第214号により「学制」を公布しました。これは日本最初の近代的な学校制度であり、フランスの教育制度を参考にしつつ、全国民に等しく教育を受けさせることを目的としていました。
学制では、全国を大学区、中学区、小学区に分け、それぞれの区画に学校を設置する計画が立てられました。これにより、士農工商といった身分制度にかかわらず、男女を問わず小学校へ通うことが義務付けられようとしました。
その後の影響と記念日の意義
学制の発布により、日本全国で小学校の建設が急ピッチで進められました。当初は財政難や住民の反発なども見られましたが、近代日本の急速な近代化を支える原動力となった人材育成に大きく貢献しました。
「学制発布記念日」は、こうした近代日本の教育制度の出発点を振り返り、教育の重要性を再確認する日として位置づけられています。
ポイント
- 1872年8月3日(明治5年7月2日)に学制が公布された。
- フランスの教育制度を参考に全国一律の学校制度を目指した。
- 身分を問わない国民皆学を志向した近代教育の出発点である。