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歴史・8月2日

イラク軍がクウェートに侵攻し湾岸戦争が勃発

1990年8月2日、イラク軍が隣国クウェートへ電撃的に侵攻し、湾岸戦争の引き金となりました。この軍事侵攻は国際社会から強い非難を浴び、のちの多国籍軍による解放作戦へとつながる重大な歴史的事件です。

事件の経過

1990年8月2日未明、サダム・フセイン大統領率いるイラク軍がクウェート国境を越えて侵攻を開始しました。イラク軍は数時間で首都クウェートシティを制圧し、クウェート首長国はサウジアラビアへ亡命を余儀なくされました。イラク側はクウェートの併用を一方的に宣言しました。

背景と国際社会の反応

イラクは前年のイラン・イラク戦争による巨額の債務を抱えており、クウェートに対して債務免除や原油生産・価格をめぐる方針の対立がありました。また、クウェートをかつてのイラクの領土の一部と主張する歴史的背景もありました。この侵攻に対し、国連安全保障理事会は即座に非難決議採択を行い、経済制裁を発動しました。

その後の影響

国連決議に基づくイラク軍の撤退期限が過ぎたのち、1991年1月にアメリカを中心とする多国籍軍が「砂漠の嵐作戦」を発動し、湾岸戦争が本格化しました。同年2月末までにクウェートは解放され、中東地域の勢力図や安全保障体制に大きな影響を残しました。

ポイント

  • 1990年8月2日にイラク軍がクウェートに侵攻した。
  • イラクによるクウェート侵攻が湾岸戦争の直接の発端となった。
  • 国連安全保障理事会は侵攻直後からイラクに対する経済制裁などの決議を行った。