国際・7月28日
イラン・イラク戦争でイランが国連安保理決議598を受諾した日
1988年7月28日、長期間にわたって続いたイラン・イラク戦争において、イランが国連安全保障理事会決議598を受諾しました。これにより、国際社会による和平への動きが大きく前進することになりました。この受諾は、両国間の停戦に向けた重要な転換点となりました。
国連安保理決議598とは
国連安全保障理事会決議598は、1987年7月20日に採択された決議です。イラン・イラク戦争の即時停戦、国際境界線への軍の撤退、戦争捕虜の交換、そして紛争原因の調査などを求めたものでした。イラクは当初からこの決議を受け入れていましたが、イラン側は内容に不満を示して拒否を続けていました。
イランの受諾とその背景
1988年に入ると、イランは戦況の悪化や経済的な疲弊、国際的な孤立に加え、民間機撃墜事件などの重大な事件に直面していました。こうした状況下で、最高指導者ルーホッラー・ホメイニーの決断により、イランは同年7月28日に決議598の受諾を正式に発表しました。
その後の影響と停戦の実現
イランによる決議受諾を受けて、国連事務総長の仲介のもとで直接交渉が進められました。最終的に、1988年8月20日に両国間で停戦が発効し、8年近くに及んだイラン・イラク戦争は事実上の終結を迎えました。
ポイント
- 1988年7月28日にイランが国連安保理決議598を受諾した。
- 国連安保理決議598は1987年7月20日に採択された。
- イラン・イラク戦争は1988年8月20日に停戦が発効した。