歴史・7月26日
オーストリア・ハンガリーがセルビアに宣戦布告(第一次世界大戦の開戦前夜)
7月26日は、1914年にオーストリア・ハンガリー帝国がセルビア王国に対して宣戦布告を行い、第一次世界大戦への道を開いた日です。同年6月に起きたサラエボ事件をきっかけとする緊張が、ついに軍事衝突へと発展した歴史的瞬間でした。この宣戦布告により、ヨーロッパ諸国の同盟関係を巻き込んだ大規模な戦争が現実のものとなりました。
サラエボ事件と7月危機
1914年6月28日、オーストリア・ハンガリー帝国の皇位継承者フランツ・フェルディナント大公夫妻が、ボスニアの首都サラエボでセルビア人青年により暗殺される「サラエボ事件」が発生しました。オーストリア・ハンガリーはこの事件の背後にセルビアの関与があるとし、7月23日にセルビアに対して極めて厳しい内容の最後通牒を突きつけました。セルビアが要求の一部を拒絶したため、両国間の外交関係は断絶しました。
宣戦布告と世界大戦への拡大
最後通牒の期限が過ぎた1914年7月26日、オーストリア・ハンガリーはセルビアへの軍事行動の準備を進め、翌28日に正式に宣戦布告を行いました。セルビアを支援するロシア帝国が動員を開始したことで、ドイツ、フランス、イギリスなど当時の列強諸国が同盟関係や秘密条約に基づいて次々と参戦し、紛争はヨーロッパ全土、そして世界規模の第一次世界大戦へと拡大していきました。
ポイント
- 1914年7月26日は、オーストリア・ハンガリーがセルビアへ宣戦布告した(直前の)重要局面である。
- 直接の引き金は6月28日に発生したサラエボ事件である。