科学・技術・7月24日
ルイス・パステルが狂犬病ワクチンの人体接種に成功した日
1885年7月24日、フランスの細菌学者ルイ・パスツールが、狂犬病に感染した少年に対して独自に開発したワクチンの人体接種を行い、発症を防ぐことに成功しました。この画期的な成果は、近代医学および免疫学の歴史において重要な転換点となりました。
狂犬病ワクチンの人体接種の成功
1885年7月24日、ルイ・パスツールは狂犬病の犬に噛まれたジョセフ・マイスターという少年に対し、ウサギの脊髄から抽出した不活化ワクチンを接種しました。連続接種の結果、少年は狂犬病を発症することなく一命を取り留めました。これが、狂犬病ワクチンがヒトに適用され、効果を証明した最初の事例となりました。
歴史的背景とその後の影響
当時、狂犬病は発症すればほぼ100%死亡する恐ろしい病気でした。パスツールは狂犬病の病原体が神経系に達するまでに時間がかかることに着目し、感染後であっても発症前であればワクチン接種によって免疫を獲得できることを見出しました。この成功によりパストールの名は世界的に知られるようになり、のちにパリの「パスツール研究所」設立へとつながりました。
ポイント
- 1885年7月24日に実施された。
- ワクチンを接種されたのはジョセフ・マイスターという少年である。
- ワクチンはウサギの脊髄を用いて作製された。