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社会・7月22日

文部省が「小学校令」を公布(1886年)

1886年(明治19年)7月22日、文部省は学校制度の根本的な改革を目指して「小学校令」を公布しました。これは前年に設置された内閣制度のもとで森有礼文部大臣が主導した教育改革の一環であり、その後の日本の近代学校教育制度の基礎となった重要な法令です。

「小学校令」公布の歴史的背景

1886年、明治政府は国家体制の近代化を急ピッチで進めており、教育分野においても整然とした制度確立が求められていました。同年、第1次伊藤内閣の文部大臣に就任した森有礼は、国家主義的な観点をも交えながら強力な教育改革を断行しました。「小学校令」はその中核をなすものであり、前身である「教育令」を廃止して発令されました。

制度の内容とその後の影響

小学校令では、小学校を尋常小学校と高等小学校に分け、特に尋常小学校の修業年限を原則として4年間とし、その間の就学を義務付けるなど、近代的な義務教育の枠組みを明確化しました。これにより、地方自治体に対する学校設置の義務付けや、教員養成のための師範学校の整備も同時に推進され、日本の基礎教育の普及と質的向上に大きな影響を与えました。

ポイント

  • 1886年(明治19年)7月22日に公布された。
  • 森有礼文部大臣の主導による教育改革の一環である。
  • 尋常小学校と高等小学校の区分や、義務教育の基礎を定めた。