社会・7月22日
アメリカで最初の全国的な鉄道ストライキ(大暴動)が終結に向かう契機(1877年)
1877年7月22日、アメリカで発生した全国的な鉄道ストライキ(いわゆる1877年の鉄道大暴動)は、激しい衝突と混乱を経て終結へと向かい始めました。経済不況を背景に賃下げへの反発から始まったこのストライキは、アメリカ労働史における重大な転換点となりました。
事件の背景と勃発
1870年代初頭の経済不況を受け、アメリカの主要鉄道会社は相次ぐ賃下げを断行しました。1877年7月にウェストバージニア州で始まった鉄道労働者によるストライキは、過酷な労働条件と度重なる賃下げに対する怒りから急速に全国へと拡大しました。
全米への拡大と終結への契機
ストライキはメリーランド州やペンシルベニア州など各地に波及し、暴動や治安当局との衝突に発展しました。鉄道網が麻痺し社会的な混乱がピークに達する中、連邦軍の派遣や州兵の介入によって各地の混乱は鎮静化に向かい、7月22日頃を境にストライキは終息へ向かっていきました。
その後の影響
この一連の大規模な労働争議は、アメリカ社会に労働問題の深刻さを強く印象付けました。労働者側の組織化が進む一方で、資本家や政府側は治安維持体制の強化を図るなど、その後のアメリカの労働運動や政治・社会体制に大きな影を落としました。
ポイント
- 1877年7月に発生したアメリカ初の全国的な鉄道ストライキである。
- 賃下げに対する不満が発端となり、各地で暴動や衝突に発展した。
- 連邦軍の介入などにより、7月22日を契機として終結に向かった。