科学・技術・7月21日
日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げた内之浦宇宙空間観測所が設置された日
7月21日は、日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げなど数々の宇宙開発の歴史で知られる、内之浦宇宙空間観測所が設置された日です。鹿児島県肝属郡肝付町(旧・内之浦町)に位置し、東京大学宇宙航空研究所によって開設されました。日本の宇宙科学・探査の拠点として重要な役割を果たしてきた施設です。
内之浦宇宙空間観測所の設置と目的
内之浦宇宙空間観測所は、科学観測用ロケットおよび人工衛星の打ち上げを目的として設置されました。三面を海に囲まれた丘陵地帯という地形的特徴を活かし、太平洋に向けて安全にロケットを打ち上げることができる場所として選定されました。東京大学を中心とした日本の宇宙科学研究の最前線として、数々のロケット実験が行われてきました。
日本の宇宙開発における歴史的意義
当観測所からは、1970年に日本初の人工衛星「おおすみ」を載せたラムダ4Sロケット5号機が打ち上げられ、日本は世界で4番目の人工衛星打ち上げ国となりました。その後も M(ミュンヘン)シリーズなどの固体燃料ロケットを用いた科学衛星の打ち上げを多数成功させ、日本の宇宙科学の発展に大きく貢献しました。現在は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設として運用されています。
ポイント
- 内之浦宇宙空間観測所は鹿児島県肝付町に位置しています。
- 日本初の人工衛星「おおすみ」の打ち上げ成功地です。
- 固体燃料ロケットの打ち上げ拠点として日本の宇宙科学を支えてきました。