歴史・7月20日
コロンビアがスペインからの独立を宣言した日
7月20日は、1810年にコロンビアがスペインからの独立を宣言した日です。首都ボゴタで独立運動が勃発し、南アメリカにおけるスペインからの解放闘争の重要な転機となりました。現在では同国の独立記念日として祝われています。
独立宣言の背景
19世紀初頭、ナポレオン・ボナパルトによるスペイン侵攻によって本国の統治機構が混乱しました。これを契機として、ラテンアメリカ各地でクリオーロ(植民地生まれのヨーロッパ系住民)を中心とした自治や独立を求める動きが活発化しました。コロンビア(当時は新グラナダ副王領)においても、スペイン統治に対する不満が高まっていました。
1810年7月20日の出来事
1810年7月20日、ボゴタにおいて市民とスペイン当局の間で衝突が発生し、これをきっかけに住民集会が開かれました。その場でスペインからの独立を定めた「独立文書」に署名がなされ、事実上の独立宣言が行われました。この蜂起は「ヌエバ・グラナダの独立」の端緒となり、後にシモン・ボリバルらの指導の下で本格的な独立戦争へと発展していくことになります。
歴史的影響と記念日
この日の宣言によって直ちに完全な独立が達成されたわけではなく、スペイン軍との長きにわたる戦いを経て、最終的に1819年のボヤカの戦いの勝利によって共和国としての独立が確実なものとなりました。現在、7月20日はコロンビアの最大の国家的な祝日とされており、各地で軍事パレードや祝賀行事が盛大に行われます。
ポイント
- 1810年7月20日はコロンビアの独立記念日である。
- 首都ボゴタ市民の蜂起と自治評議会の設立が発端となった。
- 最終的な独立確定は1819年のボヤカの戦い以降である。