歴史・7月17日
イラクでサダム・フセインが大統領に就任
1979年7月17日、イラクでサダム・フセインが共和国大統領に就任しました。前任のアフマド・ハサン・アル=バクル大統領の辞任に伴うもので、これによりフセインは同国の最高権力を完全に掌握することとなりました。この権力交代は、その後のイラクおよび中東情勢に大きな影響を与える転換点となりました。
大統領就任の経緯
1979年7月、それまでイラクの指導者であったアフマド・ハサン・アル=バクル大統領が健康上の理由などを背景に辞任を表明しました。副大統領であったサダム・フセインが後継として大統領に就任し、同時にバアス党の指導者権限や革命指導評議会の議長職も引き継ぎました。これにより、国家の全権がフセイン一人の手柄に集中する体制が確立されました。
その後の影響と歴史的背景
大統領に就任したサダム・フセインは、党内や政府内の反対派を粛清して権力基盤をさらに固めました。内政においては強力な独裁体制を敷き、外政においては1980年のイラン・イラク戦争の開戦へと突き進むことになります。この就任は、中東地域におけるその後の長期にわたる紛争の歴史の始まりを告げる出来事となりました。
ポイント
- 1979年7月17日にサダム・フセインがイラクの大統領に就任した。
- 前任のアフマド・ハサン・アル=バクル大統領の辞任に伴う昇格であった。
- 大統領就任により、イラクの国家権力がサダム・フセインに集中した。