歴史・7月14日
イラクで7月14日革命(1958年クーデター)が発生した日
1958年7月14日、イラクでアブドゥル=カリーム・カーシムらによるクーデター(7月14日革命)が発生しました。この革命によりハシェミット家による王政が打倒され、イラク共和国が成立しました。
7月14日革命の概要
1958年7月14日の早朝、アブドゥル=カリーム・カーシム准将やアブドゥル=サラ、ムハンマド・ナジーブ・アッ=和ルバーイらが率いる自由将校団がバグダッドでクーデターを起こしました。ファイサル2世国王やアブドゥル=イラーフ王太子、ヌール・アッ=サ和イド首相らが殺害され、長年にわたるイギリスの強い影響下にあった王政が終焉を迎えました。
背景とその後の影響
当時のイラク王政は親英・親西側の姿勢をとっており、国民や軍の一部からはアラブナショナリズムの観点や内政に対する強い不満が持たれていました。クーデター成功後、新政権は共和国の樹立を宣言し、バグダッド条約機構(CENTO)からの脱退など非同盟・中立政策へと舵を切りました。しかし、その後の国内政治における主導権争いやクルド人問題などにより、イラク国内の政治情勢は不安定化していくことになりました。
ポイント
- 1958年7月14日に発生した軍事クーデターである。
- イラクのハシェミット王政が崩壊し、共和国が成立した。
- 指導者の一人であるアブドゥル=カリーム・カーシムが実権を掌握した。