科学・技術・7月14日
人類が初めて火星を接近撮影した日(マリナー4号)
7月14日は、アメリカの無人宇宙探査機「マリナー4号」が火星に最接近し、人類史上初めて火星の表面を至近距離から撮影することに成功した日です。この偉業により、それまで想像されていた火星像大きく覆され、科学界に大きな衝撃を与えました。
マリナー4号の火星到達
1965年7月14日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙探査機マリナー4号が火星の観測に成功しました。地球から打ち上げられたマリナー4号は数ヶ月の飛行を経て火星をフライバイ(通過)し、その過程で火星表面の写真を撮影しました。
撮影成功の歴史的影響
それまで地球からの望遠鏡観測では、火星には人工的な運河が存在するのではないかといった生命体の存在を期待させる説が議論されていました。しかし、マリナー4号が送信してきた画像に写し出されたのは、月面に似たクレーターだらけの荒涼とした大地であり、知的生命体や運河の存在を否定する決定的な証拠となりました。この成果は、その後の太陽系探査および火星探査の方向性を大きく定める契機となりました。
ポイント
- マリナー4号は人類史上初めて火星の接近撮影に成功した探査機である。
- 撮影された画像により、火星表面がクレーターに覆われていることが判明した。