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歴史・7月11日

アルベルト・アインシュタインとラッセルが「アインシュタイン=ラッセル宣言」を発表

1955年7月11日、物理学者のアルベルト・アインシュタインと哲学者バートランド・ラッセルが、核兵器の廃絶と科学者の社会的責任を訴える「アインシュタイン=ラッセル宣言」を発表しました。この宣言は冷戦期の東西対立が激化する中で出され、のちにパグウォッシュ会議の開催へとつながる重要な歴史的転換点となりました。

アインシュタイン=ラッセル宣言の発表

1955年7月11日、イギリスのロンドンで記者会見が開かれ、アルベルト・アインシュタインとバートランド・ラッセル連名による声明が発表されました。この声明には、当時世界をリードしていた著名な科学者たちが署名に加わっていました。

宣言の背景と訴え

当時は米ソ冷戦の本格化に伴い、水素爆弾の開発・実験が進められており、人類の生存に対する深刻な脅威となっていました。宣言では、核戦争がもたらす破滅的な結果を警告し、「人類の生存か、それとも戦争の放棄か」という二者択一を迫りました。科学者は自らの研究が生み出した兵器の危険性について責任を持つべきだと訴え、すべての国家に対して平和的な紛争解決を求めました。

その後の影響

この宣言は世界中の知識人や科学者に大きな衝撃を与え、科学者自身が核兵器廃絶や平和運動に参加する機運を高めました。アインシュタインは宣言発表の直前に亡くなっていましたが、彼の遺志を継ぐ形となりました。その後、この宣言の呼びかけに賛同した科学者らが集まり、1957年に第1回パグウォッシュ会議が開催されるなど、国際的な平和運動の基礎となりました。

ポイント

  • 発表日は1955年7月11日である。
  • アルベルト・アインシュタインとバートランド・ラッセルが主導した。
  • 核兵器の廃絶と科学者の社会的責任を訴えた。
  • パグウォッシュ会議の開催につながる契機となった。