歴史・7月9日
アメリカ合衆国憲法修正第14条が批准された日
1868年7月9日、アメリカ合衆国憲法修正第14条が正式に批准されました。この修正条項は、南北戦争後のアメリカにおいて市民権の定義を明確にし、法の下の平等を保障するための極めて重要な歴史的転換点となりました。
アメリカ合衆国憲法修正第14条の成立
南北戦争終結後、南部諸州で奴隷制の名残を残す「ブラック・コード(黒人法)」が制定されるなど、解放された奴隷の権利が脅かされる事態が発生しました。これに対抗するため、連邦議会は市民権の付与と平等の保障を目的とした修正条項を起草し、1868年7月9日に必要数の州による批准が完了して発効しました。
主な内容と歴史的影響
修正第14条は、合衆国で生まれまたは帰化したすべての人々に市民権を与え、州が法の下の平等の権利や適正手続(デュ・プロセス)を剥奪することを禁じました。この条項は、後の人種隔離政策(ジム・クロウ法)に対する法廷闘争や、20世紀の公民権運動において法的根拠として中心的な役割を果たしました。
ポイント
- 1868年7月9日に批准が完了した。
- 南北戦争後の再建期に制定された。
- 市民権の定義と法の下の平等を保障した。
- 公民権運動における重要な法的基盤となった。