歴史・7月9日
中国国民党が北伐を開始した日
1926年7月9日、中国国民党の蒋介石が国民革命軍の総司令に就任し、北伐の開始を宣言しました。これは中国の分断状態を解消し、軍閥を打倒して全国統一を目指した軍事作戦の始まりです。北伐の成功により、中国国民党は南京を中心とする中央政府を樹立しました。
北伐の背景
当時の中国は、辛亥革命後の清朝崩壊後、各地に割拠する軍閥によって分裂状態にありました。中国国民党は孫文の指導の下で立て直しを図り、ソ連の支援を受けつつ、中国共産党との第一次国共合作を行って軍事力と組織の強化を進めました。孫文の死後、実権を握った蒋介石は、中国を統一するために軍閥打倒を掲げた北伐を計画しました。
北伐の経過とその影響
1926年7月9日に開始された北伐において、国民革命軍は湖南省や湖北省などの各軍閥を次々と撃破しました。作戦の途中で共産党との対立が表面化し、上海クーデターなどの内部抗争が起きたものの、最終的には北京を制圧し、名目上の全国統一を達成しました。この結果、国民政府は中国の新たな支配者としての地位を固め、近代中国の政治体制に大きな影響を与えました。
ポイント
- 1926年7月9日は、中国国民党が北伐を開始した日である。
- 蒋介石が国民革命軍の総司令として北伐を指揮した。
- 北伐の目的は各地の軍閥を打倒し、中国を統一することであった。