歴史・7月9日
国連平和維持活動(PKO)協力法が成立した日
7月9日は、日本における国際連合平和維持活動(PKO)協力法(国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律)が成立した日です。この法律の成立により、自衛隊の本格的な海外派遣への道が開かれました。日本の国際貢献のあり方を大きく転換させた歴史的な日として知られています。
国連平和維持活動(PKO)協力法の成立
1992年(平成4年)6月から7月にかけて、国連平和維持活動(PKO)協力法案を巡る審議が国会で行われました。同年7月9日、参議院本会議において同法が可決・成立しました。これにより、日本は国連の平和維持活動や人道的な国際救援活動に対して、人的協力を行うための国内法的な基盤を持つことになりました。
背景と歴史的影響
背景には、1990年の湾岸戦争における国際的な批判(いわゆる「お金だけの貢献」という指摘)や、国際社会からの人的貢献への強い要請がありました。憲法第9条との関係や自衛隊の海外派遣に対する国内外の懸念から、国会では長年にわたり激しい議論が交わされ、慎重な協議の末に成立に至りました。成立後は、カンボジアやモザンビークなどのPKOミッションへ自衛隊が派遣されることとなりました。
ポイント
- 国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律(PKO協力法)は1992年(平成4年)7月9日に成立した。
- この法律の成立により、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)等への参加が可能となった。