科学・技術・6月30日
世界共通の「うるう秒」が実施されやすい日の一つ
6月30日は、世界共通の「うるう秒」が実施されやすい日の一つです。協定世界時(UTC)において、地球の自転のずれを調整するために挿入または削除される秒の調整日として設定されています。実施の有無は地球の自転観測に基づいて決定されます。
うるう秒とは
うるう秒は、協定世界時(UTC)と、地球の自転に基づく世界時(UT1)との差を調整するために実施されるものです。地球の自転速度は一定ではないため、原子時計で刻まれる正確な時間と実際の地球の回転との間にずれが生じます。このずれを調整するため、国際地球回転・基準系事業(IERS)の決定により、秒の追加または削除が行われます。
6月30日実施の背景
うるう秒の実施日としては、協定世界時の6月30日最終日前か、12月31日最終日Kalauが選ばれることになっています。地球の自転速度の変動に応じてIERSが実施の可否を判断し、実施される場合には世界中の時計で秒の調整が行われます。
ポイント
- うるう秒の実施日は協定世界時の6月30日または12月31日に行われることが多い。
- 地球の自転速度の観測結果に基づき、国際地球回転・基準系事業(IERS)が実施を決定する。