今日は何の日カレンダー

歴史・6月22日

サン=ジェルマン条約が締結された日

1920年6月22日は、第一次世界大戦の講和条約の一つであるサン=ジェルマン条約が締結された日です。この条約により、かつての強大なオーストリア=ハンガリー帝国が正式に解体され、新たな国際秩序が形成されました。中央ヨーロッパの国境線を大きく塗り替えた歴史的な出来事です。

サン=ジェルマン条約の概要

サン=ジェルマン条約は、第一次世界大戦で敗北したオーストリア共和国と、連合国との間で結ばれた講和条約です。フランスのパリ近郊にあるサン=ジェルマン=アン=レーで調印されました。前年のヴェルサイユ条約に続く形で、敗戦国オーストリアに対する処置が取り決められました。

歴史的背景と影響

この条約の結果、オーストリア=ハンガリー帝国は完全に解体され、オーストリアは領土を大幅に縮小されました。ハンガリー、チェコスロバキア、ポーランド、ユーゴスラビアなどの独立が承認され、民族自決の原則が一定程度適用された一方で、新国家の国内には多くの民族的少数派が取り残されることになり、のちの国際紛争の火種となりました。また、オーストリアに対しては軍備の制限や多額の賠償金支払いが課されました。

ポイント

  • 締結日は1920年6月22日である。
  • 舞台となったのはフランスのサン=ジェルマン=アン=レーである。
  • オーストリア=ハンガリー帝国の解体を決定づけた条約である。