歴史・6月20日
テニス・コートの誓いが行われる
6月20日は、フランス革命期の1789年に「テニス・コートの誓い」が行われた日です。平民層(第3身分)を中心に結成された国民議会が、王権による排除に対抗して憲法制定まで解散しないことを誓い、フランス近代憲政史の出発点となりました。この出来事は、フランス革命の初期における重要な転換点として知られています。
テニス・コートの誓いとは
1789年6月20日、前日に王側によって議場を閉鎖されたフランスの国民議会の議員たちが、ヴェルサイユ宮殿の近くにあった室内競技場(テニス・コート)に集まりました。彼らは国王ルイ16世の干渉を退け、憲法が確立されるまで決して議会を解散しないことを満場一致で誓い合いました。これが「テニス・コートの誓い」と呼ばれる歴史的瞬間です。
背景と歴史的影響
当時、フランスは財政難を打破するために三部会を招集しましたが、議決方法をめぐって特権身分(聖職者・貴族)と平民層(第3身分)が対立していました。第3身分は単独で「国民議会」の成立を宣言し、国家主権が国民にあることを示そうとしました。この誓いは、絶対王政に対する明白な反逆であり、その後の国民議会による憲法制定や、フランス革命全体へと発展していく契機となりました。
ポイント
- 1789年6月20日に発生したフランス革命期の出来事である。
- 国民議会の議員たちがヴェルサイユの室内競技場に集まって誓約を行った。
- 憲法が制定されるまで議会を解散しないことを確認した。
- フランス近代憲政史および革命の初期における重大な転換点となった。