社会・6月20日
アルゼンチンで軍事政権に対する「マヨ広場の母たち」のデモが激化
6月20日は、アルゼンチンにおいて軍事政権下で行方不明となった子供たちの行方を求め、「マヨ広場の母たち」による抗議活動やデモが激化していった歴史的文脈において記憶される日です。国家による弾圧や人権侵害に対して、母親たちが勇気を持って声を上げた象徴的な出来事として知られています。
マヨ広場の母たちの背景
アルゼンチンでは1976年に軍事クーデターが発生し、軍事政権による激しい弾圧が行われました。反体制派とみなされた多くの市民が理由なく連行され、行方不明(失踪者)となりました。こうした中、行方不明となった子供や孫の消息を求めて、母親たちが首都ブエノスアイレスのマヨ広場に集まり、抗議活動を開始しました。
デモの激化とその影響
軍事政権による厳しい弾圧や集会の禁止令にもかかわらず、母親たちは白いスカーフを頭に巻き、毎週マヨ広場を周回する無言の抗議を続けました。この活動は次第に国内外の注目を集め、軍事政権の人権侵害の実態を告発する強力な手段となりました。その後の民主化運動においても大きな影響を与え続けています。
ポイント
- 「マヨ広場の母たち」は1977年に結成された。
- 軍事政権による市民の強制失踪に対する抗議として始まった。
- 白いスカーフが彼女たちの象徴となった。