歴史・6月19日
フランスで貴族階級の廃止が国民議会で可決される
6月19日は、フランス革命期の1790年に国民議会で貴族階級の廃止が可決された日です。この法案により、称号や爵位、貴族特権が公式に否定され、旧体制(アンシャン・レジーム)の身分制度解体に向けた大きな一歩となりました。自由と平等の理念を掲げるフランス革命において、法の下の平等を象徴する重要な出来事です。
貴族階級廃止の経緯
フランス革命の進展に伴い、旧来の身分制度に対する批判が高まる中、国民議会において貴族の称号や特権を廃止する法案が提案され、1790年6月19日に可決されました。これにより、公文書などにおける爵位や「ド(de)」といった貴族を示す前置詞の使用なども禁止対象となり、すべての国民が法的に平等であることが目指されました。
歴史的背景とその影響
前年の1789年8月に「人間と市民の権利の宣言(人権宣言)」が採択され、「人は生まれながらにして自由であり、権利において平等である」という原則が示されていました。今回の貴族階級の廃止は、その理念を具体的な制度改革へと落とし込むものであり、封建的秩序の解体をさらに推り進める結果となりました。
ポイント
- 1790年6月19日にフランス国民議会で可決された。
- 称号、爵位、貴族特権が廃止され、身分制度の解体が図られた。
- 前年の人権宣言で示された平等原則を具体化する措置であった。