記念日・6月11日
梅雨に入ったとされる雑節「入梅」
「入梅」は、春から夏にかけての雨の多い季節である梅雨に入る目安となる雑節の一つです。太陽の黄経が80度になる日とされ、暦上の重要な節目として古くから意識されてきました。実際の気象における梅雨入りとは必ずしも一致せず、農作業の重要な目安として伝えられています。
入梅の由来と時期
入梅は、二十四節気ではなく季節の移り変わりをより細かく把握するために設けられた雑節の一つです。太陰太陽暦(旧暦)の時代から、農作業のスケジュールを立てる上で重要な目安とされてきました。日付としては毎年6月11日頃に迎えますが、太陽の位置をもとに決められているため、年によって多少の前後はあります。
気象上の梅雨入りとの違い
暦の上での入梅は固定された日付周辺ですが、実際の気象庁が発表する梅雨入り(梅雨入り速報など)は、その年の気象状況によって大きく変動します。入梅の頃に晴天が続くこともあれば、すでに梅雨入りしている場合もあり、必ずしも実際の天候と一致するものではありません。しかし、農家にとっては梅雨の本格的な到来に備えるための大切な節目であり続けています。
ポイント
- 入梅は雑節の一つであり、太陽の黄経が80度になる日に設定されています。
- 暦上の日付としては毎年6月11日頃に該当します。
- 実際の気象庁の梅雨入り宣言とは日程が一致しないことがあります。