社会・6月6日
アトランタでアルコール依存症の自助グループ「AA(アノニマス・アルコホリック)」が創設された日(1935年)
1935年6月6日は、アメリカ・アトランタにおいて、アルコール依存症からの回復を目指す世界初の自助グループ「AA(アノニマス・アルコホリック、名資金アルコール依存症者協会)」が創設された日です。この団体は、同じ悩みを持つ人々が互いに支え合うプログラムを提供し、世界中に同様の活動が広がる契機となりました。現在も多くの依存症患者の回復を支える重要な組織となっています。
AA創設の経緯
AA(Alcoholics Anonymous)は、飲酒問題を抱える人々が自らの意志と仲間の支えによって回復を目指すために設立されました。創設には、医学的な治療だけでなく、経験を共有する当事者同士の連帯が極めて有効であるという考え方が根底にありました。アトランタでの発足を皮切りに、独自の「12ステップ」と呼ばれる回復プログラムが体系化され、アルコール依存症治療の歴史における画期的な試みとなりました。
その後の影響と広がり
AAの活動はアメリカ国内にとどまらず、世界各国へと波及していきました。依存症は個人の意志の弱さではなく医療・ケアを要する回復可能な課題であるという認識の普及に大きく貢献しています。また、AAの生み出した12ステップのプログラムは、アルコール以外のさまざまな依存症や困難を抱える自助グループ(ナラティヴ・セラピーや他のアノニマス・グループ)のモデルとしても広く応用されるようになりました。
ポイント
- 1935年6月6日にアメリカのアトランタで創設された。
- アルコール依存症の自助グループ「AA(アノニマス・アルコホリック)」の始まりとされる。
- 当事者間の経験の共有と「12ステップ」プログラムを特徴とする。
- 世界中の様々な依存症自助グループの模範となった。