国際・6月5日
国連人間環境会議がストックホルムで開幕
1972年6月5日、スウェーデンの首都ストックホルムで最初の国連人間環境会議が開幕しました。地球規模の環境問題が国際的な討議の場に初めて本格的に載せられた歴史的な会議であり、後の環境政策や国際協力に大きな影響を与えました。この会議の開幕日である6月5日は、のちに「世界環境デー」および日本の「環境の日」に定められています。
国連人間環境会議の開催背景
20世紀半ば以降、急速な工業化や人口増加に伴い、大気汚染、水質汚濁、森林破壊、有害物質による汚染など、国境を越えた環境破壊が深刻化しました。こうした状況を受け、地球環境の保全に向けた国際的な枠組みづくりの必要性が高まり、国際連合による世界的な会議の開催に至りました。
会議の成果と影響
ストックホルムで開催されたこの会議では、「かけがえのない地球」をスローガンに掲げ、人間環境宣言が採択されました。また、環境問題に関する国際的な取り組みを推進するため、国際連合環境計画(UNEP)の設立が勧告されるなど、その後の国際環境外交の基礎が築かれました。
ポイント
- 国連人間環境会議は1972年6月5日にスウェーデンのストックホルムで開幕した。
- 会議の開催を記念して、6月5日は「世界環境デー」に制定されている。
- 人間環境宣言が採択され、国際連合環境計画(UNEP)設立のきっかけとなった。