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歴史・6月2日

イギリスの探検家サー・ジョン・フランクリンが最後の北極航路探索に出航

1845年6月2日、イギリスの探検家サー・ジョン・フランクリンが、未踏の北極海航路(ノースウエスト・パスワード)の探索を目指してイギリスを出航しました。2隻の船と129人の乗組員を率いていましたが、全員が消息を絶ち、海事史上の大きな謎の一つとなりました。

最後の北極航路探索の概要

サー・ジョン・フランクリンは、経験豊富なイギリス海軍の提督・探検家であり、過去にも何度か北極圏の探索を行っていました。1845年6月2日、彼はHMS『エレバス』とHMS『テラー』の2隻の艦艇に分乗した129人の隊員とともに、イングランドのグリーンハイスを出港しました。当時の最新技術であった蒸気機関や十分な食料を搭載し、大西洋から太平洋へ抜ける北極海航路の踏破を目指しました。

失踪と捜索、その後の発見

フランクリン隊は1845年夏季にバフィン湾周辺で目撃されたのを最後に消息を絶ちました。帰還しないことを受け、イギリス海軍やフランクリンの妻ジェーンらの強い要望により、多数の捜索隊が派遣されました。長年の捜索の結果、19世紀中盤から後半にかけて、キング・ウィリアム島などで隊員の遺留品や記録が発見され、氷に閉じ込められた船内で乗組員全員が死亡したことが判明しました。近年になって沈没船も発見され、当時の状況に関する調査が進められています。

ポイント

  • サー・ジョン・フランクリンが率いた最後の北極探索は1845年6月2日に出航した。
  • 使用された船はHMS『エレバス』とHMS『テラー』の2隻である。
  • 乗組員は全員が消息を絶ち、その行方は長年大きな謎とされた。