今日は何の日カレンダー

社会・5月31日

日本で国家総動員法に基づく勅令が多数公布(1938年)

1938年5月31日、日本では国家総動員法に基づく勅令が多数公布されました。日中戦争が長期化する中、政府へ強い権限を集中させ、戦争遂行のための統制経済体制を急速に固める転換点となった重要な出来事です。

国家総動員法と勅令の公布

1938年(昭和13年)に施行された国家総動員法は、戦時に際して国家が人的・物的な資源を最も有効に運用するため、議会の承認を経ることなく勅令によって経済や国民生活全般を統制できるとした法律です。同年5月31日には、この法律に基づいた具体的な統制令が多数公布され、労働力や物資の統制に向けた法的基盤が形成されました。

歴史的背景とその影響

前年1937年に日中戦争が勃発し、戦費の拡大や物資の不足が深刻化する中で、日本政府は総力戦体制への移行を急務としていました。この日公布された一連の勅令は、物資の配給統制や価格統制、労働力の動員などへの道を開くものであり、その後の国民生活や経済活動に対する国家の統制を決定づける歴史的な契機となりました。

ポイント

  • 1938年(昭和13年)5月31日に国家総動員法に基づく勅令が多数公布された。
  • 日中戦争の長期化に伴う戦時体制強化の一環として実施された。