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科学・技術・5月31日

アメリカの民間宇宙企業スペースXが「Crew Dragon Demo-2」ミッションで国際宇宙ステーションから地球へ無事帰還(2020年)

2020年5月31日、アメリカの民間宇宙企業スペースXが開発した有人宇宙船「クルードラゴン」の試験飛行ミッション「Demo-2」において、国際宇宙ステーション(ISS)からの地球帰還が無事に成功しました。民間企業が製造・運用する宇宙船として初めて宇宙飛行士を軌道へ送り届け、そして安全に地球へ連れ戻した歴史的なマイルストーンとなりました。

「Crew Dragon Demo-2」ミッションの概要

「Demo-2」は、スペースX社がアメリカ航空宇宙局(NASA)と共同で行った、クルードラゴン宇宙船の有人飛行試験ミッションです。NASAの宇宙飛行士ロバート・ベンケンとダグラス・ハーレーの2名が搭乗し、同年5月30日にフロリダ州のケネディ宇宙センターからファルコン9ロケットによって打ち上げられました。宇宙船は翌31日に国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功し、飛行士らはISSに滞在して各種テストや任務を行いました。

地球帰還と歴史的意義

歴史的な往還飛行を成功させたクルードラゴンは、同年8月2日にISSから離脱し、大気圏再突入を経てメキシコ湾の海上へパラシュート降下して無事に着水しました。アメリカが自国の土から自国の宇宙船で宇宙飛行士を打ち上げるのは、2011年のスペースシャトル退役以来およそ9年ぶりのことでした。さらに、国家主導ではなく民間企業が主体となった有人宇宙飛行の成功は、今後の商業宇宙飛行の発展に向けた大きな転換点となりました。

ポイント

  • 実施日:2020年5月31日(地球帰還は同年8月2日)
  • 参加組織:スペースXおよびNASA
  • 搭乗宇宙飛行士:ロバート・ベンケン、ダグラス・ハーレー
  • 打ち上げ拠点:ケネディ宇宙センター