歴史・5月28日
第二次世界大戦でベルギーが無条件降伏
5月28日は、第二次世界大戦中の1940年にベルギー軍がナチス・ドイツに対して無条件降伏を行った日です。この降伏により、ベルギー本土はドイツ軍の占領下に置かれることになりました。西部戦線における連合軍の戦局を大きく転換させる重要な出来事の一つです。
ベルギー無条件降伏の経緯
1940年5月、ナチス・ドイツ軍はオランダ、ベルギー、フランスといった西ヨーロッパ諸国への侵攻を開始しました(西方戦線)。ドイツ軍の電撃的な攻撃の前にベルギー軍は追い詰められ、国王レオポルド3世の決断により、同年5月28日にドイツに対して無条件降伏文書が発効しました。これにより、ベルギー全土がドイツの占領下に入ることとなりました。
歴史的影響と背景
ベルギーの降伏は、当時すでに包囲網の中にあったイギリス遠征軍やフランス軍にとって深刻な打撃となりました。ベルギー軍の降伏直後、連合軍はダンケルクからの大規模な撤退作戦(ダイナモ作戦)を余儀なくされました。また、国王レオポルド3世がイギリスやフランスへ亡命せずに国内にとどまって降伏したことは、戦後のベルギー国内において王室のあり方をめぐる激しい論争(王室問題)を引き起こす要因ともなりました。
ポイント
- 1940年5月28日にベルギーが無条件降伏した。
- ナチス・ドイツの西方侵攻作戦の一環として発生した。
- ベルギー国王レオポルド3世が降伏を決定した。
- この降伏によりベルギーはドイツの占領下に入った。