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歴史・5月25日

オーストラリアで国民投票により先住民に市民権が付与される

5月25日は、オーストラリアの歴史において先住民(アボリジナルおよびトレス海峡諸島民)の権利向上に向けた重要な転換点となった日です。1967年のこの日に行われた国民投票により、先住民を人口調査に含めることや、連邦政府が先住民に関する特別な法律を制定できるよう憲法改正が承認されました。この結果は、オーストラリアにおける人種差別撤廃と平等の実現に向けた大きな前進となりました。

国民投票の概要と結果

1967年5月25日、オーストラリアで先住民に関する憲法改正を問う国民投票が実施されました。対象となったのは、オーストラリア憲法第51条の「先住民を除くすべての種族のための特別な法律を作る権限を連邦議会に与える」という除外規定の削除と、第127条の「連邦の人口調査において先住民を数えない」という規定の削除でした。投票の結果、圧倒的な多数の賛成をもって改正案が承認されました。

歴史的背景と影響

この憲法改正以前、オーストラリアの先住民は州法によって管理され、連邦政府が一貫した保護や権利保障を行うことが困難な状況にありました。また、国勢調査から除外されていたことは、国家の構成員として正式に認められていないことを意味していました。国民投票の圧倒的な賛成は、オーストラリア国民が先住民の市民権と平等な処遇を強く支持していることを示すものであり、その後の先住民政策や社会全体の意識改革に大きな影響を与えました。

ポイント

  • 1967年5月25日にオーストラリアで先住民に関する憲法改正の国民投票が実施された。
  • 国民投票では、憲法から先住民に関する差別的な除外規定を削除することが圧倒的な賛成多数で承認された。
  • この改正により、連邦政府が先住民のための法律を制定できるようになり、国勢調査にも先住民が含まれるようになった。

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