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科学・技術・5月22日

セイコーが世界初のクオーツ式腕時計を発売

5月22日は、セイコーが世界初のクオーツ式腕時計「クオーツ アストロン」を一般発売した日です。従来の機械式時計の常識を覆す圧倒的な高精度を実現し、世界の時計業界に「クオーツ・ショック」と呼ばれる大きな変革をもたらしました。

世界初のクオーツ式腕時計の発売

セイコー(当時の社名は精工舎)は、長年の研究開発を経て、1969年(昭和44年)5月22日に世界で初めて実用化されたクオーツ式腕時計「クオーツ アストロン」を発売しました。当時、腕時計といえばゼンマイを動力とする機械式が主流でしたが、クオーツ式は電池を動力源とし、水晶振動子の正確な振動を利用することで、日差ではなく月差という驚異的な高精度を誇りました。

時計業界への影響と歴史的意義

クオーツ式腕時計の登場は、それまでの時計の製造技術や精度に対する概念を大きく塗り替えるものでした。量産化が進むにつれて世界中の市場に安価で高精度なクオーツ時計が普及し、スイスをはじめとする従来の機械式時計産業は深刻な打撃を受けました。一方で、日本の時計産業が世界市場で圧倒的なシェアを獲得する契機となり、現代の時計技術の礎となりました。

ポイント

  • セイコーが世界初のクオーツ式腕時計「クオーツ アストロン」を発売した日は1969年5月22日である。
  • クオーツ式腕時計の普及は、世界の時計業界に「クオーツ・ショック」と呼ばれる大きな影響を与えた。