歴史・5月20日
カメルーンが共和国に移行した日
5月20日は、アフリカの国カメルーンが国家体制を共和国へ移行させた歴史的な日です。1972年のこの日に行われた国民投票の結果を受けて憲法が改正され、それまでの連邦共和国から統一共和国へと移行しました。これにより、国家の統合と中央集権化が進められることになりました。
カメルーン共和国への移行の経緯
カメルーンはかつてイギリスとフランスの統治下にあった地域が分割されていましたが、1960年にフランス統治領がカメルーン共和国として独立し、翌1961年にはイギリス統治領の一部が合流してカメルーン連邦共和国が成立しました。しかし、東西の統合体制を見直す動きが進み、1972年5月20日に実施された国民投票を経て、連邦制を廃止する新しい憲法が承認されました。これにより、国名は「カメルーン連合共和国」となり、事実上の単一共和国体制へ移行しました。
歴史的背景とその後の影響
イギリス領とフランス領という異なる言語や法制度、行政システムを持つ地域が統合された経緯から、国家の統一性を高めることは当時の政権にとって大きな課題でした。1972年の体制移行は、中央政府の権限を強化し、国家の一体性を強めるための重要な転換点となりました。現在でも、5月20日の「国民の日(National Day)」として、カメルーン国内において重要な祝日となっています。
ポイント
- カメルーンが連邦制から共和国(単一国家体制)へ移行した日は1972年5月20日である。
- この移行は国民投票の結果に基づいて行われた。
- 現在、5月20日はカメルーンの「国民の日」として祝われている。