歴史・5月19日
松尾芭蕉が奥の細道の旅へ出発
元禄2年3月27日(グレゴリオ暦1689年5月19日)、俳人・松尾芭蕉が門人の河合曾良を伴い、深川を出発して『奥の細道』の旅へ旅立ちました。この紀行は、日本の文学史における最高傑作の一つとして後世に多大な影響を与えました。
奥の細道の旅立ち
元禄2年3月27日(1689年5月19日)、松尾芭蕉は江戸・深川の草庵を引き払い、門人の河合曾良とともに東北・北陸地方へ向けて旅立ちました。この旅の様子や道中で詠んだ句をまとめたものが、のちの紀行文『奥の細道』です。奥州や北陸の名所旧跡を巡り、約半年をかけて大垣までの約2400キロメートルを踏破しました。
歴史的背景と影響
芭蕉が旅立った当時、俳諧は滑稽や遊戯性を重視するものから、より芸術性の高いものへと移行しつつありました。芭蕉は旅を通じて古人の足跡をたどり、自然の風物や人々の暮らしに触れることで、自身の俳諧の境地を深めようとしました。『奥の細道』は、その旅の体験をもとに長期間の添削を経て成立したものであり、日本の紀行文学の金字塔として、現在に至るまで多くの人々に読み継がれています。
ポイント
- 出発日は元禄2年3月27日(グレゴリオ暦1689年5月19日)である。
- 同行者は門人の河合曾良である。
- 目的地は東北・北陸地方の諸国であった。