歴史・5月18日
アメリカでウィルモット条項が提出される
5月18日は、アメリカの歴史においてウィルモット条項が提出された日です。この条項は、米墨戦争で獲得した領土における奴隷制度の拡張を巡る対立を激化させました。南北戦争へとつながるアメリカ国内の深刻な亀裂の重要な転換点の一つです。
ウィルモット条項の提出
ウィルモット条項は、米墨戦争に関連してアメリカ議会に提出された法案付則です。メキシコとの戦争によって得られるいかなる領土においても、奴隷制およびインボランタリー・サーヴィチュード(強制労働)を禁止することを求めたものでした。
歴史的背景と影響
当時、アメリカでは領土拡大に伴い、新しく加わる地域で奴隷制を認めるかどうかが重大な政治問題となっていました。この条項案は下院を通過したものの、上院では否決されました。しかし、北部と南部の対立を決定的に表面化させ、その後の政界再編や南北戦争遠因の伏線となりました。
ポイント
- ウィルモット条項は米墨戦争の最中に提出された。
- 獲得領土における奴隷制の禁止を目的としていた。
- 南北対立を激化させる要因となった。