社会・5月17日
世界保健機関(WHO)が精神障害から同性愛を除外
5月17日は、世界保健機関(WHO)が精神疾患の国際分類から同性愛を除外した日として記念される歴史的な日です。この決定は、同性愛に対する医学的な見解を大きく転換させ、その後の人権擁護や社会的差別の解消に向けた大きな一歩となりました。現在では「国際反ホモフォビア・トランスホモフォビアの日(IDAHOBIT)」としても知られ、多様性を尊重する日となっています。
世界保健機関(WHO)による除外の経緯
かつて医学界では、同性愛は精神障害や病気の一種として分類されていました。しかし、科学的な研究や当事者・支援者による長年の運動を経て、同性愛は精神疾患ではないという認識が広まりました。これを受け、世界保健機関(WHO)は国際疾病分類(ICD)において、同性愛を精神障害のリストから除外する決定を下しました。
歴史的背景とその後の影響
このWHOの決定は、医学・精神医学の分野において同性愛の「病理化」に終止符を打つ画期的な出来事でした。医療現場における偏見の是正につながっただけでなく、法的・社会的な権利擁護の議論にも強い影響を与えました。5月17日は、こうした歴史的転換を記念し、性的指向や性自認に関する差別や偏見の根絶を訴える日として世界各地で意識されています。
ポイント
- 世界保健機関(WHO)が国際疾病分類から同性愛を除外したことを記念する日である。
- 医学的な「病理化」の見直しが行われ、人権擁護や差別解消の文脈で重要視されている。
- 5月17日は「国際反ホモフォビア・トランスホモフォビアの日」としても世界的に認知されている。