科学・技術・5月15日
関門トンネル(鉄道)が全通した日
5月15日は、本州と九州を結ぶ関門トンネルの鉄道部分が全通した日です。1942年(昭和17年)のこの日、下関・門司間で鉄道の営業運転が開始され、海底で本州と九州が鉄道によって直接結ばれました。日本の陸上交通の歴史において、大きな転換点となった出来事です。
関門トンネル(鉄道)全通の経緯
関門トンネルの鉄道用トンネルは、日中戦争期における物資輸送の増強や、本州と九州間の交通効率化を目的として建設されました。海底トンネルの掘削工事は困難を極めましたが、1942年5月15日に下関駅・門司駅(現:門司港駅)間で運行が開始され、それまで関門連絡船に依存していた鉄道車両の輸送がトンネル経由へと移行しました。
歴史的背景とその影響
当時、本州と九州の間を行き来する鉄道車両は連絡船に積み替えるか、航送する必要があり、これが物流の大きなボトルネックとなっていました。関門鉄道トンネルの完成により、人流・物流の双方で移動時間が大幅に短縮され、軍需物資の輸送をはじめとする国家的な輸送力の増強に大きく寄与しました。戦後においても、本州と九州を結ぶ大動脈として日本の経済発展を支え続けました。
ポイント
- 1942年5月15日に鉄道用の関門トンネルが全通した。
- 下関と門司の間を結ぶ海底トンネルである。
- 当時の日本における重要な国家プロジェクトとして建設された。