社会・5月14日
国鉄(現在のJR)の特急「こだま」が東京〜大阪間で運行開始
5月14日は、日本国有鉄道(国鉄)の特急「こだま」が東京〜大阪間で運行を開始した記念すべき日です。ビジネス特急として登場した「こだま」は、当時の東海道本線の所要時間を大幅に短縮し、日帰り往復を可能にしました。日本の陸上交通の近代化において大きな転換点となった出来事です。
「こだま」運行開始の歴史的背景
1958年(昭和33年)5月14日、国鉄は東京〜大阪間にビジネス特急「こだま」の運行を開始しました。当時、東京と大阪の間は蒸気機関車やディーゼル列車で時間がかかっていましたが、「こだま」は新開発の20系電車(のちに150系、181系などと呼ばれる特急形電車)を使用し、両都市間を約6時間半で結びました。
「日帰り出張」の誕生と社会的影響
「こだま」の登場により、東京と大阪の間で「一日のうちに往来して用事を済ませる」いわゆる日帰り出張が可能になりました。これは日本の経済活動のスピードを飛躍的に向上させ、ビジネスのあり方を大きく変えました。さらに、この「こだま」の成功と技術的蓄積は、のちの東海道新幹線の開業へと直接つながっていくことになります。
ポイント
- 1958年5月14日に東京〜大阪間で運行が開始された。
- ビジネス特急として当時の所要時間を大幅に短縮し、日帰り往復を可能にした。
- 東海道新幹線の基礎となる技術や運行体系の発展に大きな影響を与えた。