歴史・5月14日
マリア・テレジアがオーストリアの君主として即位
5月14日は、ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアがオーストリアの君主として即位した歴史的な日です。彼女の即位はヨーロッパの勢力図に大きな影響を与え、オーストリア継承戦争の引き金となりました。ここでは、その即位の背景と歴史的意義について解説します。
マリア・テレジアの即位と背景
18世紀、神聖ローマ皇帝カール6世には男子の継承者がいなかったため、娘であるマリア・テレジアへの継承を確実にするべく「国事詔書」が発布されていました。カール6世の崩御後、マリア・テレジアはハプスブルク家の領地であるオーストリア、ハンガリー、ボヘミアなどの君主としての地位を継承しました。
その後の影響と歴史的意義
女性君主の即位に対して周囲の欧州列強が異議を唱えたことで、オーストリア継承戦争が勃発しました。マリア・テレジアはこの試練を乗り越えて国内の統治体制を強化し、行政・教育・軍事面での近代化改革を断行しました。彼女の統治期間はオーストリアの黄金期の一つとされています。
ポイント
- マリア・テレジアはハプスブルク家の歴史上、唯一の女性君主である。
- 即位を巡る対立からオーストリア継承戦争が引き起こされた。