歴史・5月12日
ドイツでバイエルン・ソビエト共和国が鎮圧される
5月12日は、ドイツのバイエルン・ソビエト共和国が鎮圧された日です。第一次世界大戦敗戦後の混乱期にミュンヘンで樹立された評議会共和国は、政府軍と義勇軍によって崩壊させられました。この出来事は、ドイツにおける革命の波が収束に向かう重要な転換点となりました。
バイエルン・ソビエト共和国の成立と崩壊
第一次世界大戦末期のドイツ革命の混乱の中、1919年4月にバイエルンでソビエト(労働者評議会)形式の政権が樹立されました。しかし、中央のヴァイマル共和国政府や保守派の強い反発を受け、国防軍および右翼義勇軍(フライコロプス)によって包囲・攻撃されました。1919年5月12日、ミュンヘンへの総攻撃により同共和国は完全に鎮圧され、多数の指導者が逮捕・処刑されました。
歴史的影響
バイエルン・ソビエト共和国の鎮圧は、ドイツ国内における左派革命運動の決定的な敗北を意味しました。この地域の混乱と過激な政治対立は、のちにミュンヘンがナチ党などの極右勢力が台頭する温床となる背景の一つにもなりました。
ポイント
- バイエルン・ソビエト共和国は1919年4月に成立した。
- 1919年5月12日に政府軍と義勇軍によって鎮圧された。
- ドイツ革命期の混乱の中で起きた地方のソビエト政権樹立・崩壊劇の一つである。