文化・芸術・5月7日
ベートーヴェンの交響曲第9番が初演された日
1824年5月7日、ウィーンのケルントナーテアターにて、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲第9番が初演されました。人類愛や平和を歌い上げた合唱付きの交響曲として、西洋音楽史における最も重要な作品の一つです。音楽家として完全に聴力を失っていたベートーヴェンが、初演の舞台に立ちました。
初演の歴史的背景
1824年5月7日、ウィーンのケルントナーテアターでベートーヴェンの『交響曲第9番 ニ短調 作品125』(通称「合唱付き」)が初演されました。当時、すでに聴覚を完全に失っていたベートーヴェンですが、舞台上で指揮者とともにテンポを指示する役割を果たしました。
作品の特徴とその後の影響
この楽曲の最大の特徴は、第4楽章にフリードリヒ・シラーの詩『歓喜の歌』を原典とする合唱と独唱が導入された点です。交響曲に声楽を取り入れた先駆的な試みであり、のちのロマン派音楽の作曲家たちに多大な影響を与えました。現在では世界各地の演奏会や年末の風物詩として親しまれています。
ポイント
- 1824年5月7日に初演が行われた。
- 初演地はウィーンのケルントナーテアターである。
- 第4楽章にフリードリヒ・シラーの詩に基づく合唱が取り入れられている。