歴史・5月4日
イスラエルのラビン首相とPLOのアラファト議長がガザ・エリコ自治協定に署名(1994年)
1994年5月4日、イスラエルのイツハック・ラビン首相とパレスチナ解放機構(PLO)のヤーセル・アラファト議長がカイロで「ガザ・エリコ自治協定」に署名しました。これは中東和平プロセスにおける重要なマイルストーンであり、パレスチナ側の限定的な自治の拡大を定めたものです。
ガザ・エリコ自治協定の署名
1994年5月4日、エジプトの首都カイロにおいて、イスラエルのラビン首相とPLOのアラファト議長の間でガザ・エリコ自治協定の文書に署名が交わされました。前年の1993年に合意されたオスロ合意(暫定自治原則宣言)を具体化するものであり、ガザ地区とヨルダン川西岸地区のエリコにおいてパレスチナ人の自治を開始することが取り決められました。
歴史的背景とその後の影響
長年にわたる中東戦争やパレスチナ難民問題など、激しい対立が続いていたイスラエルとPLOの間で、和平に向けた直接交渉が秘密裏に進められた結果としてこの協定が実現しました。この協定の署名により、パレスチナ側による自治政府の樹立へ向けた具体的な一歩が踏み出されましたが、その後も最終的な和平合意に向けた道のりは険しく、双方の対立やテロ行為などにより和平プロセスはたびたび困難に直面することになりました。
ポイント
- 署名日は1994年5月4日である。
- 署名場所はエジプトのカイロである。
- 署名者はイスラエルのラビン首相とPLOのアラファト議長である。
- ガザ地区とエリコにおけるパレスチナの自治を定めた協定である。