文化・芸術・5月3日
ギネス世界記録が初めて発行された日
5月3日は、世界で最も売れている著作物のひとつである『ギネス世界記録(Guinness World Records)』の第一号がイギリスで発行された日です。この書籍は、人間の限界や自然界の驚異など、世界一の記録を集めたものとして世界中で広く知られています。日々の生活や歴史の中で生まれた様々な「世界一」を記録し、確認する文化の礎となった重要な日です。
ギネス世界記録の発行とその背景
1955年5月3日、イギリスのギネス・ビア醸造所のManaging Directorであったヒュー・ビーバー卿の発案により、『ギネス世界記録』の初版が発行されました。きっかけは、彼が狩猟中に「ヨーロッパで最も速く飛ぶ鳥は何か」という議論になり、手元に正確な事実を確認できる資料がなかったことでした。この経験から、パブなどで繰り広げられる様々な議論の決着をつけるための、世界一に関する信頼できるデータ集の必要性を痛感したことが、本書の誕生につながりました。
その後の展開と影響
初版の出版後、予想を大きく上回る反響を呼び、瞬く間にベストセラーとなりました。その後は毎年改訂版が発行されるようになり、記録のジャンルもスポーツ、科学、自然、人間社会など多岐にわたるようになりました。現在では世界数十カ国語に翻訳され、世界的な文化的アイコンとして親しまれています。
ポイント
- 『ギネス世界記録』の初版は1955年5月3日に発行された。
- 発案者はギネス・ビア醸造所のヒュー・ビーバー卿である。
- パブでの議論をきっかけに、世界一の事実を確認する書籍として企画された。